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8月の都立Vもぎの目的と概要



個別指導plus1の小山です




今度の日曜日は中3生のV模擬です

多くの中3生がこの8月模試から受け始めるのではないでしょうか

部活も引退して、7月末から夏休みを経ての初の外部模試 

というイメージだと思います



今回はこの8月Vもぎを数英中心に分析

目的などを考えていきます


①8月Vもぎの目的

 ・外部模試の雰囲気に慣れる

  学校でも定期試験や到達度テスト等で試験を受けていると思いますが

  他校の生徒と同室でというのは経験がないはず

  朝早く起きて会場に行き、5科目受験して帰ってくる

 

こういう未経験のことを経験できるのが目的の1つだと思います


・時間配分 普段の試験との差異


 50分で都立入試に似た問題を各科目解くわけですが、

英語ならリスニング込みで50分をどう配分するか、

国語の作文をどのタイミングで書き、他の問題にどれだけの時間をかけられるのかを

考えるきっかけになります


また普段の定期試験ではあまりやらないであろう、見直しや捨て問の選別も大事です


都立入試は5科目の総合得点が肝なので、100点を狙いに行くのではなく

どの科目を何点取り、総合得点●点を目指すという作戦が大事です

仮に75点でよいのであれば25点分は落とせるわけで、75点の取り方を

考えましょう


・英語の長文の長さ、単語の難易度 国語の長文の長さ


 語学系の科目ですと語彙の難しさ、長文の長さやテーマなど

学校で経験したことないものとの対面が予想されます。

それを知ることも大事です


・理社の難易度、選択問題の完答、数学の作図の難易度


 理社は一問一答のように定期試験的暗記だけでは、解きづらかったりするのが

 都立系問題です。暗記したことをどう生かすのかが大事です


P1の過去の受験生で、暗記はしたけど、都立系の出題になると

うまく正解できないなんていう生徒が多かったです。対策を打たないと本番も同じ失敗をしてしまいます

また、選択問題が完答式が多いので、「2つともあってないと」とか「4つあってて」という問題が多く

大量失点のもとになります。1つ1つ理論づけて解くようにしないといけません


数学の作図はよくある、3大作図が分かっていることは前提で、それをどう組み合わせるか

が問われます。直接的な表現がない分、試行錯誤したりすることも必要です


・最大の目的は、出題傾向を知り、ここまで勉強したことで

できたこと、できていないことを把握することです

そして9月以降の勉強にそれを生かすことを考えましょう

当然模試の結果が出たら、解きなおし・分析が必要です


②8月Vもぎの傾向性(数英)

・数学

 大問1に中3の範囲がほとんど入っていませんので

 1,2年の基礎が大事です

 確率と資料の整理ですが、ここ2年間は確率の出題です

 大問1に1次関数や比例反比例が出ることが多いです

 (昨年は1次関数の切片と式、その前は1次関数の変化の割合


角度に関しては円周角が出せないので、基本図形内になります。

おうぎ形には注意した方がいいと思います)

作図ですが、昨年が垂直二等分線、その前が垂線(円の接線)

基本の作図が大事です

 そのほかの大問も都立の出題傾向にのっとってますので、

都立の過去問を参考にするのもいいとおもいます。


・英語

大問構成は都立と同じ、語彙は若干都立入試より難しいこともあります

注釈は都立より多めです。大問2の図表情報利用の問題で、ひっかけや

掲載されている情報が多く理解に時間がかかるような気がします

対話文と説明文は出題の仕方は同じですが文章量や単熟語レベル

設問のひっかけなどが多い気がします


リスニングはP1生が言うには学校よりスピードが速い?ようで

聞き取りづらいといってた生徒もいました

(座席や会場の問題、放送機器の関係でしょうか)


時間が足りないという意見が最も多かったです

最後の方の問題が勘になる生徒もいます


③どれくらいとれると平均点に近づくの?


例年国語が平均点高いので

60点くらいとれば偏差値50くらいでしょう

英語は半分近く取れれば偏差値50になりそうです

まだ長文に慣れていない、時間配分ができない、語彙不足 の受験生が多いからです


数学は難易度が結構年によってばらつきがあるので55点くらいとれると

偏差値50には近づくのでは?

理社は完成しきってない受験生が多いので

特に社会は平均点が低め、50点もいかないことが多いです

理科は分野を絞って模試を迎える人も多いのか、

比較的安定した感じなきがします


総合得点で見れば5科200行かなくても偏差値40はゲットできますが

偏差値50狙いたい人は250点行かないと絶望的 


今週末チャレンジしてみましょう



いかがだったでしょうか、2学期もすぐそこまで近づいています

中学生は特に9月から10月初旬に定期試験がある生徒がほとんどですので

気持ちの入れ替えをしましょう


 新学期の勉強の準備 や 普段勉強してない 

 部活引退しました 

など、学習意欲がある根気強い生徒でしたらまだまだ間に合います。

<お知らせ>8月 9月新入会ご相談受付中です。




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