都立高校でついに第3次募集開始へ
篠崎駅と瑞江駅のちょうど真ん中にある、 個別指導plus1の小山です!
先週金曜日のニュースになってしまいますが、
ここまでの都立入試の結果欠員が出た学校が
多数出てきたということです。
その数なんと
全日制で31校433人!!
ここまで大規模な第3次募集は初ということで
今年の都立入試の異様さがわかります。
31校433人の主な内訳は
全日制普通科ではP1にもほど近い竹台、篠崎や田柄(外国文化)など、14校201人
工業科が8校142人
商業科が5校47人(第一商業・第三商業・江東商業など当塾おなじみの高校も)
定時制でも、4校168人(昼夜間の定時制)
こういう事態になった要因としては
1つが定員割れは、小池都知事が平成29年度から推し進める私立高校授業料の実質無償化(収入などの条件はありますが)
もう一つは当塾でも傾向が出ていた、例年より
私立高校→大学(短大・専門学校)→就職
という考えをする保護者が増えたため
商業・工業高校→就職という考えの保護者の数にくらべ多かった
ということだと思います。
今の大学生の就職率の上昇や昨年からの報道・メディア・ネットなどでの
「いざなぎ景気超え」や「景気拡大」という言葉が躍りそれが保護者にも
伝わった形。
消費者は前年の稼ぎとの比較で好況不況感を判断するので、所得が増えていないのであれば景気がいいとは思えないと思います。ただ大手企業などではアベノミクス効果等々少し景気が上向き
という印象があるのでしょう。それが今回の都立受験者数減少に影響与えた感はあると思います。
皮肉にも小池都知事が掲げた私立高校実質無償で東京都のド管轄の都立高校の受験者が減るという・・・
ただこの後東京五輪を控えさらにそれが終わった後、日本や東京の状況によっては
また都立高校の復活もあるわけです。
実際上記の「いざなぎ景気超え」や「景気拡大」という内閣府発信のこの言葉は
「景気拡大の期間の長さ」が基準で「景気拡大の質や中身」の吟味は到底されていません。
いざなぎ景気は1960年代~70年代の高度経済成長、オイルショック前の話・・・
どこかの報道で
「1980年代のバブル」と比較していましたが、比較してはいけないと思います。
またすぐ来年再来年に不景気が来る恐れも・・・・
そのとき私立高校無償はまだ続けられるのか・・・
小池都知事の16日金曜日の定例会見での言葉
「家庭の経済状況に左右されずに誰もが希望する教育を受けられるようにする方向性は正しいと思う」
「公立と私立が切磋琢磨せっさたくまし、より良い教育で競い合う。教育の質の向上を考えると、これが弾みになって公立高校の改革も一層加速するのではないか」と述べた。
次年度の受験生の保護者はどうこれを考えるか
政治の動き・東京都の動き・保護者または保護者周りの好景気感・不景気感に敏感に
アンテナを張らないと大変なことが起こるかもしれません。
さて話を戻しまして、
第3次募集は
出願が3月22日木曜日の朝9時から午後3時まで
志願変更等は取り下げが3月23日、再提出が3月26日月曜(正午まで)
3月27日(火曜)に考査日(国・数・英の3科)
そのほかの考査の実施は各校が規定
エンカレッジスクールに関しては学力考査は無し。
合格発表は翌日28日の正午という流れです。
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