センター試験まであと12日 センター数ⅠAを考えてみる
篠崎駅と瑞江駅のちょうど真ん中にある、
個別指導plus1の小山です!
センター試験の数学は1月20日に行われますね。
先に数ⅠAが行われますが、
それぞれ受験生は目標を立てていると思います。
そこでセンターIAでの配点から見る
目標点数との採るべき問題を考えていきましょう。
まずは。。。。。
<70点取るには>
各中問の最後の問題をとばす。
具体的に言いますと
昨年度でいうと大問1[1]の オとカ
大問1[2]の(2)のコ
大問1[3]のソ~ト
大問2[1]のクケコ
大問2[2]の(3)のソ
大問3(4)のス~テ
大問4(3)のス~ソ
大問5 セ~タ
です。
当然各中問の最後まで行けそうなときは
取りに行っていいですが、時間配分や
見直しというか、マークミスのチェックの時間も考慮しましょう。
そして多くの上位私大や国公立で必要な8割越え
<80点とるには>
上記の問題で2項目から3項目の正解が必要。
受験生の好き嫌いでどれを解きに行くか決めましょう。
三角比が得意!2次関数が得意!など
日ごろからセンター演習や過去問演習していると
自分との相性のいい問題とか見えていると思います。
最後にここ昨年の出題を見てみましょう。
2018年
第1問 30点
[1] 数と式
因数分解されたxの6次式に誘導にある変形式をどう利用するかがポイント
そこを抜け出すと置き換えが完成する。
とっかかりで焦った生徒多かったが、実は問題文の穴埋めの式から逆算する形でも
解ける。ラストは無理式代入だが途中で和と差の積の展開公式を使い処理。
[2] 集合と命題
数ⅠAの集合でよく出る倍数や約数の集合
大した量ではないので速攻で三つの集合をわかりやすく要素を書き並べる。
そこからは包含関係や共通部分の意味や空集合・補集合の意味が分かれば教科書レベル。集合の分配法則の知識は知らなくても何となく数学やってればわかるはず。
その後は絶対値入りの不等式や平方根の外し方の知識がわかれば
必要条件や十分条件の王道
[3] 2次関数
センター王道の文字入りの2次式の平方完成。過去問やってれば瞬殺。
そこからは問題文の条件に合わせてグラフを書いていく。
軸の位置によって不等式を作れば、1次不等式の問題。
それが解ければ(70点狙い)
2パターンで式を作り
そこからは1次方程式と2次方程式の問題。(80点狙い)
第2問 30点
[1] 図形と計量
センター限らず三角比では王道の四角形内で三角比問題
余弦定理・相互関係ですいすい行くが、ここでなぞの「台形」
「ABsin」とCDの長さを比べる意味 がわかった人は意外と少なかったとおもいます。
そういう意味では珍しい出題傾向の問題ですね。
[2] データの分析
ヒストグラムと箱ひげという王道コンビ
しかし(2)の散布図に引かれた、傾きの違う4種の直線が何を意味して
どう使うかで止まった生徒も多いはず。(3)に行くのが無難
(3)は偏差の積の和を式変形して計算(データの分析に出てくる用語・記号
定義の把握ができていることが大事)
以下2問選択
第3問20点
場合の数と確率
大小サイコロ3つの事象、」条件付確率も出題されているが。
最悪全部書き出せば解けるという・・・排反事象もチェック
第4問20点
整数の性質
素因数分解 約数の個数 と基本が続き、一次不定方程式を解く。
ここまではすんなりいくはず。ここまでの流れを利用して、約数の個数からその元の数を
言い当てる問題。整数問題も数をあてはめるという力技が使えるので、平均点は高いはず。
第5問20点
図形の性質
三角形と円 そこにチェバ・メネラウス・方べきと王道を並べ、
これまた王道の角の二等分線と比の性質で、序盤は終わり
後半は長さの比から交点に位置の判断をさせるという新傾向問題あり。
最後に
まだ時間はあります。苦手な分野のつぶし
計算処理の丁寧さと速度など詰めれるところはしっかり詰めましょう。
数ⅠAで弾みがつけば数ⅡBもいい気分で行けますから!!
あと2回の開催で終わるセンター試験です。受験生は最後の力を振り絞ってチャレンジしていきましょう。
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